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設計士の業務範囲について

設計士の業務範囲について
名前:pochiさん(2014年3月2日)
新築を建てるにあたり、早い段階で現在の手持ち家具の大きさを設計士に伝えました。ほぼ家ができあがり、現場打ち合わせの段階で、冷蔵庫

がキッチンが邪魔となり、搬入が難しいことがわかりました。こちらと

しては、「家具のサイズがわかれば置き場所など考慮しますので」と

仰っていたので、テッキリ引越しの搬入経路も含めて設計してもらえて

いると思っていました。また購入したキッチンも一緒に展示場に来て

下さり、欲しいキッチンが入るか検討してもらい、入るとの回答を得て

購入しました。当然、そのキッチンの引き出しが全開になった時でも

引き出しの前から立って中の器具を取り出せる通路幅が確保されている

と思っていました。ところが、食器棚とキッチンの通路幅は60cm。

一部、50cmになるところもありました。希望のキッチンが大きい

なら希望を通すだけでなく、無理な時には無理と言って欲しかったの

ですが、引き出しも横に立てば全開するから問題ないと思っていたと

言われました。

結局、キッチンを冷蔵庫が入るように移動させたのですが、納得がいか

ず、現在、キッチンサイズを変更してもらえないか、キッチンの置き場

所を変更してもらえないか、検討依頼をしています。

こちらも図面をよく見て、確認すべきだったとは思います。ただ図面に

もキッチンと食器棚との通路幅は記載されておらず、自分で全体の距離

からキッチンなどの家具の大きさを差し引きして通路幅を算出しなけれ

ばわからないような設計図でした。このような場合、単に設計士の方が

現場で引越の時に冷蔵庫が入らないことに偶然気づいてくれて、むしろ

感謝すべきことなのか。または、事前にサイズを伝えていたので、設計

側に問題があったのか。どこに責任があるのか、わかりません。

そこで教えていただきたいのが、設計士の業務範囲についてです。

引越のことまで考慮すべきなのか。キッチンの通路幅が50~60

cmでも引き出しが全開する幅をとっていたら設計業務としては成り立

つのでしょうか。

前向きなお話合いの機会を
名前:ザ・ハウス(2014年3月3日)
pochiさん、こんにちは。

完成まであと一歩のところでのトラブルとのことで、お困りのことと思います。

設計者とのこれまでの経緯もあるかと思いますので、以下は一般論としてお考えください。

まず、搬入の検討についてですが、「搬入できる、できない」という最終的な判断は、引越し業者の見立てや技量によっても変わりますので、設計段階では、あくまでも常識的な範囲の中で検討を行うということになるかと思います。

今回の場合は、設計者が冷蔵庫のサイズを事前に知っていたようですので、「すでに物理的に搬入できないことが明らかな状況なのか」、それとも「引越し業者によっては判断が変わり得る状況なのか」によっても、責任の捉え方が変わるのではないかと思います。

また、キッチンの引き出しの問題については、設計者の業務範囲の問題というよりも、大変残念ながら、お互いの認識の相違によって生じてしまった問題でもあると思います。

結果として、具体的な取り決めに至らなかった部分が「空白」のままになってしまい、これまでお互いがそれぞれの常識の範囲の中で解釈をしていたところもあるかと思います。

注文住宅を建てる際は、「まだ目の前にないもの」について打合せを進めていくことになりますので、前提としてお互いの認識にギャップが生じがちです。今回の引き出しの問題も、残念ながら、こうした注文住宅特有の状況の中で起きてしまったのかもしれません。

今後、設計者とより良い関係を築いていくためにも、ご不満を感じる点は率直にお伝えした上で、ぜひ問題の解決に向けて、前向きなお話合いの機会をお持ちになることをお勧めします。

御礼
名前:pochiさん(2014年3月3日)
早速のご回答、ありがとうございます。ご見解を拝見させて頂いて、

納得できました。仰るとおり、「設計者とのこれまでの経緯もあるかと

思いますので~」のように、今に至るまでに色々と不信感が募ることが

あり、その結果、ここで気持ちが爆発した部分があります。

ただ、この問題だけに関して言えば、確かに双方の認識の違いが招いた

結果なのだと思いました。積り募った思いから腹が立つというより、

悲しいく失望に近い感覚に陥っていましたが、こちらも希望を伝えきれ

ていなかったり、確認不足な面もあったのかも知れないですし、前向き

に検討していこうと思えるようになりました。

相談させていただいて本当に良かったです。ありがとうございました。

がんばってください
名前:ザ・ハウス(2014年3月4日)
pochiさん、お返事ありがとうございます。

あまりお気持ちを溜め込まずに、思ったことや疑問があれば、率直にお伝えするようにしてください。

きっと設計者の方も、pochiさんがご不満をお感じのまま家づくりを進めるのは本意ではないと思います。

率直なお気持ちを伝えることは、お相手への配慮さえ欠かさなければ、お互いの考えを理解し、更なる信頼関係を築くためのいい機会になるはずです。

pochiさんの家づくりがいい方向に進展しますことを影ながらお祈りしています。

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