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吹き抜けと室温(1)

吹き抜けについて & とても「寒がりで暑がり」な妻
名前:takさん(2006/4/7)
最近の家では普通に見られるようになった「吹き抜け」について考えています。

太陽の光がそそぐような明るい吹き抜け、
すごく憧れるのですが、やはり「室温」について
実際はどうなのだろう、と考え直すようになりました。

というのも、妻の「寒がり+暑がり」は相当なもので
(北関東在住です。)
特に冬は、自宅ではもちろん、どこの家に行っても
室内でマフラーやコートをしばらく着たままでいます。

「高断熱・高気密」をよく耳にしますが、
断熱という観点ではやはり、吹き抜けにしないほうが
よいにこしたことはないのでしょうか?

もし建築家の提案で、吹き抜けでなくても
「太陽の光がそそぐような明るい」リビングが
実現できるのであれば、それでよいかな、
と考えるようになりました。

「吹き抜けにして失敗した!」という話は聞きませんが
本当のところはどうなのでしょうか?

ご参考まで
名前:ザ・ハウス(2006/4/7)
takさん、こんにちは。

吹き抜けは採光や光を取り入れる、また空間的な拡がりを演出するための仕掛けとして、取り入れられることが多いようです。

しかし、吹き抜けをつくった場合のデメリットもあり、takさんが心配されている冷暖房については、一般的な天井高のものよりも効率が悪くなることは否めません。
またその他にも、臭いや音が伝わりやすい事、高い天井になる為に、窓や照明、そこに設置された設備等の掃除や内装に手を入れる時のメンテナンスがしづらいといった事もあり、どういった対策をしておくかも検討しておかなければなりません。

吹き抜けのように天井高が高く暖房効率が悪い空間において、一般的な寒さについての対策として、先ずは床暖房の設置が考えられます。
床から放射される輻射熱により温かな膜をつくり暖めるような暖房方法で、室温はそれほど高くなくても穏やかな暖かさをもたらし、エアコンのように室内の高いところと低いところの温度差がそれほど大きくないという特徴があります。
しかし、エアコンによって空気を直接温める方法とは違い、床暖房は立ち上がるまでの時間がかかるという事がマイナス面としてあげられます。
夏場の暑さ対策においては、冷たい空気は下に留まる特性があるため、強い陽射しを遮ることや上に溜まっていく暑い空気を抜くことさえできれば、吹き抜けの空間であったとしても、エアコンの効果も期待できます。

また設備の設置によって対策を立てるのではなく、もともとの断熱の性能をより高くしておくという事も考えられますが、当然ながら一般的な基準を満たしたものよりも高い性能を求めれば、それはコストアップに繋がります。

takさんが希望されていた「太陽の光がそそぐような明るいリビング」というのは、建築家の得意とする部分であり、ハウスメーカーのような規格型住宅では難しい、敷地条件をよく読みこんだプランによって実現できた実例も数多くあります。
また吹き抜けを採用する場合でも、暑さや寒さについての対策を解決するための方法はたくさんあります。

相談しながら一つ一つを整理し、ご計画を進めていかれることをお勧めします。

ありがとうございます
名前:takさん(2006/4/9)
ザ・ハウスの担当者さま

ご丁寧なお返事、ありがとうございます。

吹き抜けのことも含め、
ゆっくり時間をかけて話し合いながら
計画を進めたいと思います。

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