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南側窓の大きさ

2階南側テラス窓の大きさについて、大きいほうがいいといわれています。
名前:ただしさん(2003/4/24)
できるだけエアコンに頼らず、快適な生活をするというコンセプトで家を建てております。場所は大阪で、家は3階建てうなぎの寝床型で、両隣、隣接しており、光は南と北からしか取れない状況です。夏の暑さは、窓からの遮熱によるものがおおきいことから、南側の窓を小さめにしてほしいとお願いしたところ、工務店の設計の人は、南側が道路に面しているメリットを生かして、大きなテラス窓にしたほうが、部屋が明るくなっていいと固執しています。

> > 小職の考え方:窓を大きくとると、確かに明るい家になるが、夏すごくあつくなるので、できるだけ小さめの窓にしたい。多少部屋が暗くなるのはしかたない。南側2階の窓のサイズは幅1700高さ2200にしたい。

> 設計士の考え方:せっかく南側に面しているので、できるだけ大きな窓にして、光を取り入れるべき。サイズ:幅2600 高さ2200にすべき。

> サッシは、断熱タイプのペア硝子、遮熱遮光のためすだれのような外付けスクリーンを窓の外に設置する予定です。

建築法規上は問題ありませんが、設計士の方がかなり固執されているので、自分の考え方に自信がなくなってきました。どう思われますか?

フレキシブルなのも
名前:じゃんさん(2003/4/25)
ただしさん、こんにちは。

ただしさんは冬は暖房、夏は自然に、という考え方ですか?
それであれば私も南の窓は小さい方がいいと思います。
ただ風通しはどうなのでしょう?
夏の快適性は風通しにかかっていると思うので。
開閉式のトップライトがあったりすると最高なのですが。
個人的にはうなぎの寝床型敷地だと安藤忠雄の「住吉の長屋」みたいに外界には閉ざして内側は開放している、みたいのが好きです(そういえばこの住宅は大阪ですね)。

我が家は思いっきり南側に開いています。
昼間は思いっきり光に溢れています。
とはいえ、そろそろ時期的に暑くなってきました。
ヨシズでも置こうかと思っています。
でも冬場の天気のいい日は日差しがあったかで気持ちいいです。

日本は四季の変化が大きいから、どの季節を優先するか、悩みますよね。

遮熱と遮光
名前:上田 勝さん(2003/5/1)
ただしさん、こんにちは。

南側の窓を大きくとるかどうかは施主の好みの問題ですから、設計がそれほどに拘る必要はないだろうと思うんですが、それはともかく。

もし私ならばやはり南側の窓は大きくします。こちらは青森ですから、夏の日差しより冬の日差しの方が大切だからです。夏の日射については既にご検討のように、外側にスクリーンをつけるとか、庇を出すなどが効果的で、窓面積の大小はそれほど気にしなくてもいいかと思いますね。

「エアコンいらず」が果たして大阪で実現可能かどうかわかりませんが、基本的には夏にしろ冬にしろ、いかに断熱性を高めて輻射熱を軽減するかにあります。断熱が薄いと壁面の温度が上がり(または下がり)、それが輻射熱として体に作用します。輻射熱が抑えられれば、室温が高めでも過ごしやすくなり、エアコンを使う必要があっても設定温度が低くできます。

もう一つは湿気です。湿度を抑えることで蒸し暑さが解消されますので、室内の内装を珪藻土や無垢材を使い、吸湿性を高めておく、同時に集中換気として過剰な湿気を排出するなど空気環境全体で考える必要がありますね。

おっしゃる通り、開口部の断熱にも配慮が必要ですが、樹脂ペアガラスのLow-Eガラスだとかなりお高くなるでしょうし、もし可能なら真空ガラス(スペーシア)を組みこむと更にガラス面の断熱性は向上します。

何よりじゃんさんご指摘のように、風の通り抜けを考えた間取りにすることは必要不可欠です。いくら断熱を高めても、やはり窓から指しこむ日射はかなりのエネルギーを持ちますから、断熱性が高ければそれだけ家の中に熱気がこもりがちになりますから、使用しないまでもエアコンを後からつけられるようにしておいた方が無難です。

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