外断熱か、内断熱か(2)

断熱材について
名前:まるこさん(2002/6/8)
過去ログを拝見させていただきましたがどのご意見も大変参考になりました。
さて、近じか重量鉄骨3階建てを建築予定ですが、
過去ログで断熱材について「鉄骨軸組みで作る場合は、外断熱の方が有効。鉄骨は冷気を伝えてしまい、内断熱にするだけでは断熱性を確保できないばかりか、結露の原因になってしまいます。」というご意見がとても気になっております。建築予定の建物は鉄骨で内断熱の予定ですが、具体的な対策法はあるでしょうか?また、結露が防止できない場合、結露による影響は具体的にどの様な症状がでるのでしょうか?
ご助言いただければ幸いです。
鉄骨造の断熱
名前:上田 勝さん(2002/6/9)
まるこさん、こんにちは。

鉄骨造の場合、外断熱の方が有効だというのは確かで、次世代省エネルギー基準の仕様規定でも鉄骨造は外張断熱とするのが基本です。外壁を軽量コンクリート板(ALC)で作り充填断熱とするのが従来の施工でしたが、これでは壁内結露が防止できないんですよね。

問題は鉄骨が暑さや冷たさを伝えるのをどこかで遮断する必要があるということです。ですから例えば吹き付けタイプのウレタンフォームで鉄骨自体を断熱材で包むとかの工夫がないと、充填断熱は難しいです。

特にロックウールやグラスウールのような繊維系の断熱材ですと、鉄骨表面に結露した水が染みこんで断熱性が極度に低下したり、結露した水が凍って春先にどっとあふれ出るなどの場合がありますから、そういう断熱材は避けた方が無難です。結露した場合は鉄骨に沿って内壁にもカビが発生するなどの症状が出たりします。

結露や熱橋の影響ががどの程度深刻なのかはお住まいの地域の気候にもよりますが、私ならやはり鉄骨造ならば外張り断熱にすることをお奨めしますね。

とてもわかり易いご説明、ありがとうございました。
名前:まるこさん(2002/6/12)
専門知識の乏しい私でも、とてもわかり易いご説明で非常に参考になりました。
家の中のカビ対策なら自分で何とか出来ますが、壁の中となると自分で出来ないだけに、非常に深刻ですよね。
建築条件付き宅地購入の為、恐らく外断熱に変更ということは出来ないと思いますが、鉄骨を断熱材で覆うなどの措置は施されるのかという点はしっかり確認しておきたいと思います。
よきアドバイスありがとうございました。
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