耐震強度偽装事件

偽装事件
名前:ワンさん(2006/1/5)
おはようございます。
世間を騒がせている強度の偽装問題ですがザ・ハウスさんはどのようにお考えなんですか。
またザ・ハウスさんは安全対策に関してどのようにお考えで、全体の中でどのように関係するのですか。

抽象的な質問ですみません。建築家にお願いすることを考えているのですが、今回の事件と建築家の注文住宅との関係がいまひとつ分かりません。またザ・ハウスさんに建築家を紹介いただいた場合には偽装のようなことを防ぎやすいのかどうかなどが知りたいです。

ご回答
名前:ザ・ハウス(2006/1/5)
ワンさん、こんにちは。

偽装事件ですが、確信的に住まい手を欺き、住宅において最も大切な安全性に対して不安を与えたことは、同じく住宅を扱う者として許しがたい行為です。
徹底的に事実を解明して、責任を明らかにしていただきたいと思います。

しかしながら、今議論されているそれをどう防ぐかということに関しては大変難しいところです。
どのような方法をとっても、結局機能しないか、あるいは住まい手に多くの負担をかけることになりかねず、慎重に対策を考えるべきです。

住宅の耐久性や安全性を確保するには、まとまったコストが必要です。
それをどこまで行うか、どのように検証するのかを総合的に判断し、結果として安全性とコストが、ちょうどいい折り合いに釣り合うようなシステムを導入しないと、安全性にかこつけて不必要なコストを住まい手が負担しなければならない状況になりかねません。

結局は、住まい手側がいい意味での批判精神とできる限りの知識、つまりは正しい選択を行うだけの眼力を持って業者側に緊張感を与え、「変な物を売ろうとすると結局は損する」という状況を作り出すことが、一番の早道だと感じます。

それもそれでなかなか難しいことですが、住まい手が当事者意識をより強く持ち、できるだけ人任せにしないという心構えをもつだけでも、防げるケースは数多くあるのではないかと日々感じています。

建築家の家と偽装事件の関係ですが、注文住宅、特に建築家に設計を依頼される場合は、建て主の要望が積み重なって価格が決定します。
偽装事件の核心は、価格競争に勝つために偽装する圧力がかけられたことですので、建築家の家のように結果として価格が決まる場合は、建て主がその価格で納得される限りにおいて、偽装を行う動機は働きません。

ザ・ハウスが安全性とどう関わるかということですが、ザ・ハウスが直接的に安全に関わることはありません。

ただし、建築家の登録審査において、基準以上のロースト住宅を作る方、つまり住宅の耐久性や安全性に関わる基本性能部分のコストに手をつけるのではないかと懸念されるようなローコスト住宅を設計する方の登録はしておりません。

ありがとうございます
名前:ワンさん(2006/1/6)
すばやいご回答ありがとうございます。
もうひとつ質問です。
基本性能に手をつけそうな建築家は登録しないということですが、手をつけそうな建築家とそうでない建築家はどうやって見分けているのですか?
言葉足らずで・・・
名前:ザ・ハウス(2006/1/6)
言葉足らずですみません。

ザ・ハウスでは内部的に基本性能部分にかかる坪当たりのコストを想定しています(具体的な金額は見解が分かれますので公表していません。また、工務店の設計施工やハウスメーカーにはこの金額は当てはまりません)。

ところが、ザ・ハウスが想定する基本性能部分のコスト以下で、住宅全体を建てられるとする建築家がいらっしゃいます。

この場合は、基本性能部分に手をつけてコストを下げるか、あるいは結局追加のコストが生じるかのどちらかと判断しており、紹介者としては安心して建て主に紹介できる方ではないと考えています。

ありがとうございました
名前:ワンさん(2006/1/7)
なるほど。安すぎる場合は疑ってかかるということですね。ありがとうございました。
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