建築確認検査機関

民間の建築確認機関
名前:埼玉都民さん(2004/7/21)
今、建築家に家の設計を依頼しているのですが、ちょっと不思議に思ったことがあります。
それは、一度、市役所の建築審査課でキッパリと拒否されたのに、民間の建築確認機関で確認が取れたのです。
設計図を見ると、一つの土地に明らかに二つの家(玄関は当然複数だし、屋根はつながってないし、外壁は違うし・・・)で、形ばかりの物置で二つの家をつなげています。私も、本当に一つの家として確認取れるの?と思っていたら、案の定、市役所では拒否されたのですが、まさか民間で確認が取れるとは・・・
両者の申請には全く同じ図面を添付しました。市役所では、建築基準法違反とまで建築家は言われたみたいですが、民間ではあっさりOKだったみたいです。
同じ基準で審査しているはずなのに、見解が明らかに正反対で、私は施主なのに、民間の判断はおかしいのではないかと思ってしまうのです。それに、建ててしまった後で近所の人や第三者からクレームをつけられはしないかと心配になってしまいました。
建築の実務って、こんなもんなのでしょうか?
民間と言っても
名前:ザ・ハウス(2004/7/25)
埼玉都民さん、こんにちは。

おっしゃるように、建築確認の申請先によって判断基準が異なるのは少しおかしい様に思われますが、そもそも、建築基準法自体が審査を行う人によって解釈が異なるのが現状です。

これは、民間だから審査が緩いという事ではなく、民間に開放される以前にも行政単位や担当者(建築主事)によって解釈の仕方が異なることは問題とされていました。

また、本来なら一件一件しっかりと設計意図が汲みとられ審査は行われるべきですが、建築の数に比べて建築主事の数が圧倒的に足りないため、どうしても機械的な行政のルールで審査が行われ、その結果申請が下りなかったというケースも多々あります。

この様な問題を解決する為に民間でも審査が行えるようになった訳ですが、民間で審査を行う人(検査士)も建築主事と同レベルの試験に合格し業務を行っていますので(建築主事のOBや建築士などがいます)、民間だからといって第三者がクレームを付けたり、ましてや建築違反になるなどということは一切ありません。

文面を拝見する限り、埼玉都民さんのご意向が反映された建物が建つ訳ですから、何も問題はないように思われますが、もしご心配であれば、なぜ行政で却下された申請が民間で下りたのか、その判断基準の違いは何だったのかという事について、建築家に率直にお伺いしてみてはいかがでしょうか。

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