検査機関の行政と民間の違い

検査機関について
名前:さやさん(2005/12/27)
今、見積調整を行っている段階の者です。
設計事務所から、検査機関を民間にするか公的にするかをたずねられ悩んでいます。
民間と公的にはどんな違いがあるのでしょうか。
メリット・デメリットがあれば教えていただきたいです。

毎日構造偽装事件のニュースを見るたびに、自分達も勉強が必要だし、自分達で見ていくことも大切だと感じています。
が、検査機関をどうするかとたずねられると悩むところです。

ご回答
名前:ザ・ハウス(2005/12/27)
さやさん、こんにちは。

建築確認の検査業務は民間にも行政と同じ効力があり、民間と行政の違いはありません。

民間の指定確認検査機関への業務の開放は、行政の慢性的なスタッフ不足を補い、行政はその余力を違反建築の対応や、耐震改修業務などにシフトさせるなどの目的で行われました。
その結果、民間は新技術への対応や審査の迅速化などの一定の成果をあげてきました。

行政より民間による建築確認審査が、所定の期間内で確認がおりるため建築工事のスケジュールが立てやすいなどがメリットがありますが、確認検査料を行政より高めに設定している民間機関もあります。

連日報道されている構造強度偽装事件からは、民間か行政かという話ではなく、建築確認制度の問題点が浮き彫りになっているように感じます。

民間の方が審査が甘いということも言われていますが、行政に関しても、地域によって審査の厳密さに格差があり、行政か民間ということではなく、それぞれの差と言ったほうが正確かもしれません。

構造強度偽装事件発覚以降は行政への申請が増えており、確認がおりるまでかなりの期間が掛かっているのが現状のようです。

竣工までのスケジュールなどを考慮に入れて、どちらに申請するかご検討ください。

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