水道管が隣地にある

水道の配管について
名前:おずちゃんさん(2007/6/25)
この度、建替えをするため水道の配管を調査したところ、水道管が我が家の敷地を通って、我が家と裏の家に配管されており、同じ水道管を共有していました。現在、お互いとも給水口は13mmで、我が家は、新築により20mmを引きたいのですが、そうすると裏の家の水道にも影響をしてしまいます。この場合どのようにすればよいでしょうか?下水道法11条では、自分の敷地でない場合も引けますが、裏の家には、我家の隣に共有名義で私道があります。
お願いする気持ちをもって隣人と話し合ってください
名前:ザ・ハウス(2007/6/26)
おずちゃんさん、こんにちは。
隣人との関係を考える場合、隣人の立場になって考えることが基本的な方法です。まずはそこから考えてみたいと思います。

今回、おずちゃんさんの事情で水道管を変更したい、ということですが、隣人の立場になると、平穏に暮らしている時に急にそんなことを言われても寝耳に水の話です。「今までの水道管は使えなくなります」、「裏の私道から水道管を引き直してください」と言われても納得がいくはずがありません。よって、まずは隣人の気持ちを理解した上で話し合いをする必要があります。

隣人の気持ちを理解することは必ずしもおずちゃんさんが譲歩することではありませんが、少なくとも今回の水道管の件が問題となった理由はおずちゃんさん側(建て替えをしたい)にあるので、一歩下がったところから話し合いを始めるほうがいいように思います。
具体的には、水道管の引き直しの費用をおずちゃんさんが多めに負担して(或いは、折半する)お願いすることがよろしいのではないでしょうか。

もちろん提案はこれに限られるものではありません。例えば裏の私道に隣人だけが使う水道管を引く場合、おずちゃんさんが多くの費用を負担することはおかしいことかもしれません。水道の使用は隣人しかできません、また、数年後、隣人が建て替えを行えばそれをそのまま使うことができます。おずちゃんさんからすれば、「あと数年待っていれば、費用を負担することもなかったのに・・・。あの時の費用を返して」ということになってしまうかもしれません。

しかしながら、このようなことを考えていると、「隣人が建て替えをするまで絶対に建て替えはしない」などお互いの利益にならない競争が始まってしまいます。これが最も残念な結果です。
そうならないためにも、多少の負担を覚悟の上、隣人にお願いするという心構えで話し合ってみるといいのではないでしょうか。

最後に、法律の解釈ですが直ちに白黒をつけることは難しいと思います。
水道管を共有する場合、使用承諾をおずちゃんさん(或いは前の所有者)が与えているはずです。当然のことですが勝手に承諾を取り消すことはできません。反対に、承諾もなく、隣人が勝手に引き込んだのであれば撤去を求めることができます。しかし、その状態が長く続いていると時効が成立し、承諾が与えられたということになってしまいます。また、裏の私道から引き込むことが可能、ということですが、それに多額の費用を要する場合、社会的にみて合理的な判断ではありませんので、承諾なく引き込んだ場合でも現状を維持するように求められることもあります。

ありがとうございました。
名前:おずちゃんさん(2007/6/26)
アドバイスありがとうございました。
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