擁壁の修復

隣地と一体化した擁壁の修復
名前:Yossyさん(2007/8/26)
購入した土地は両隣の敷地と共に周囲より1mほど盛土されており、南隣地境界の擁壁は3敷地分が一体となったごく普通のコンクリートブロックで構成されています。またコンクリートブロックには同様に3敷地分が一体となったフェンスも取り付けられています。

問題はこの古い擁壁が南隣地側に少し傾いており建築時の掘削やフェンスの交換時などで倒れないか心配です。また、そもそも3敷地一体構成となっているため自分の敷地部分だけ擁壁を修復しようとすると両隣の擁壁にまで影響が及びそうで心配です。

このような場合、擁壁を修復するにもフェンスを交換するにもどのように対処すれば良いのでしょうか?

ご参考までに
名前:ザ・ハウス(2007/8/28)
Yossyさん、こんにちは。
誠に申し訳ありませんがこの掲示板の中で正解をお答えするのがたいへん難しいです。

今回のように隣地が関係してくる問題には、過去のやり取り、現在の状況、将来の土地の利用、について柔軟に検討しなければなりません。
過去のやり取りについては、購入されたということですので、前の所有者(売主さん)と隣人が何か約束をしていればそれが優先されます。例えば、擁壁の工事は三者で共同し、費用を按分して行う、というような決まりがあれば、それに従うことになります。
しかしながら、例えば擁壁が崩れ始めている、など現在の状況を見て、過去の取り決めに関わらず、現況に素早く手を加えなければならないことがあります。
しかしながら、例えば擁壁が崩れたとしても補修を希望しない方がいるかもしれません。これが将来の土地利用に対する考えになりますが、その土地に住んでいない方はわざわざ費用を負担して補修をすることはありません。

このようなことが考えながら検討することになりますので、隣人との話し合い、隣人へのお願いは必ず必要です。Yossyさんは隣人にお願いする立場になりますので隣人にしっかり説明をし、理解を得られるように努めてください。

さて、隣人への配慮はいずれにしても必要になりますが、擁壁の強度や建築工事の影響についての見通しを立てることも必ず必要なことです。
冒頭でこの掲示板で正解を書くことは難しいと回答しましたが、これらは現場を見て判断することしかありません。また、新しくどのような建物を建てるか(構造・基礎・配置計画など)によっても擁壁への負荷は違ってきます。ご依頼先や(ご依頼先を通じて)役所や専門家に現場をご覧いただきながら、必要な対処・解決方法を話し合ってください。

なお、一般的な対処としては、建物の計画を工夫することで擁壁をそのまま使う(或いは軽微な補修を行う)、隣地と擁壁を切り分け独立させる、などが考えられます。

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