正確な土地の測量

土地の測量
名前:どじらさん(2006/8/7)
 土地を購入し所有権移転登記が完了しましたが、その際の面積は、前所有者が購入時の区画整理完了時のものとのことでした(不動産屋談)。現地には杭は無いものの隣地境のブロック塀があり、隣地の方からは塀の中心が境界とのことです。
 三斜法にて実測したところ、2%程度面積増でしたが、登記の更正、建物の登記、あるいは確認申請のために有資格者による測量をすべきでしょうか?
 正確な測量による面積が無い場合、不都合な点は多いのでしょうか?
 宜しくお願いします。
現況測量をお勧めします。
名前:ザ・ハウス(2006/8/8)
どじらさん、こんにちは。
土地のご購入、おめでとうございます。

登記簿の面積と現在の状況を実際に測量した面積とが一致していることに越したことはありませんが、現実には、古い地籍測量図と現在の状況を実際に測った現況測量図とでは、縄延びや縄縮みをすることがあるため、数値に違いが生じることが少なくありません。
また、必ずしも建築上の面積と登記上の面積が必ず一致していなければならないということでもありません。

ですが、家を建てる上での根拠とする寸法が、現実の敷地の状況と大きく違っていると大変なことになってしまいますので、ぜひ現況測量を行われることをお勧めします。

現況測量は、敷地の大きさや高低差の有無にもよりますが、10万円前後の費用ですむ作業です。建築の計画を行う際には、敷地の面積、各辺の長さだけでなく、敷地と隣地、道路との高低差といった情報が必要です。

地籍測量図では高低の情報がないため、厳密に言うと建築の計画を立てられるだけの情報が備わっていません。よく登記所(法務局)の地籍測量図を元に建物の設計がされることがあるようですが、先にご説明のように現実の数値とは異なっていることがあるため、建物を着工してみたら建物が敷地からはみ出してしまったという嘘のような話しも聞かれます。

一方、原則として登記簿謄本に記載の面積は、固定資産税の根拠となる土地の評価額を算出するうえで基準となるものです。

現在の状況を実際に測った面積と登記簿謄本記載の面積に違いがあることを申し出れば、地籍更正をするよう指導があるはずですが、地籍更正する際には、登記や登記の根拠となる測量を土地家屋調査士に依頼する必要があるため、現況測量の費用では済まない多額の費用を要します。

最低限、家の計画を間違いのないものとするために正確な測量が必要ということであれば「現況測量」を、もし現在の正確な状況と登記簿記載の面積を一致させたいということであれば、土地家屋調査士に地籍更正を行うための測量をご依頼されてはいかがでしょうか。

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