竣工図がほしい

図面(竣工図)がほしい
名前:アロハロハさん(2006/6/1)
初めまして、相談に乗って下さい。
昨年、新築の建て売りを購入しました。
ハウスメーカーさんの方からは、確認申請書の副本をもらってあります。その中に「配置図・平面図・立面図」の図面が入ってありますが、将来のためにもっと詳しい図面が欲しいと頼んでありますがお断りされてしまいました。
建て売りなのでしょうがないのかなと思う反面、何だか納得できません。こちらとしてはちゃんと製本されていなくても構わないのでもっと詳しい図面が欲しいと思ってます。
先日もエアコンの取り付けに来た業者に「筋交いに傷を付けたくないので図面を見せて欲しい」と頼まれましたが、確認申請書の図面だけでは分からないと言われてしまいました。
私の要求は間違っているのでしょうか?
ご参考まで
名前:ザ・ハウス(2006/6/3)
アロハロハさん、こんにちは。

建築確認申請の添付図面だけでは家を建てることはできませんのでその他の図面があると思われますが、どの範囲までの図面を渡すかは各ハウスメーカーによって、または注文建築、建売住宅などそれぞれの考え方で対応されているようです。

ハウスメーカーでは、ほとんどの内容が規格化されているために個々の住宅に対して図面を作成せず、基本仕様書をもとに現場が施工する場合や施工図は施工工務店が作成するため図面としてはお渡ししていない場合など様々のようです。

しかし、筋交いの位置が記載された図面などがないとアロハロハさんにとって、エアコンの設置のみならず、将来のリフォームの際などご不便かと思いますので、購入されたハウスメーカーさんに図面を渡せない理由をお問合せいただき、再度お願いされてはいかがでしょうか。

なお、筋交いに関しましては、副本の各階平面図に筋交いなどの配置や種類を記載している場合や体力壁バランス検討書などが添付されていればこちらに記載がある場合もありますので、再度ご確認ください。

ありがとうございます。
名前:アロハロハさん(2006/6/5)
ザ・ハウスさま、お返事ありがとうございました。
ハウスメーカーには何度も問い合わせておりましたが「図面はない」の一点張りです。そのほかに「工務店に問い合わせたが無いです。うちの大工は平面図だけで家を建てられる。第一、注文住宅ならまだしも建て売りなんだから・・・」というようなことを店長自ら言われてしまいました。それ以外に私が相談できそうな所(役所の建築指導課など)あらゆる所に電話しましたが、法律で規制していない以上ハウスメーカーが無いと言えばそれ以上追求できないということがよく分かりました。
事実上降参です。正直納得はしていませんが仕方がないですね。
それにしても店長自ら建て売りをバカにするようないい方は腹が立ちました。私たちにすれば精一杯がんばって購入した家なのに・・・。ハウスメーカー選びに失敗しました。
????
名前:ケビンさん(2006/6/6)
アロハロハ間
ハウス様

たまたま、拝見させていただきました。
正直、愕然としました。
法的規制がないというのが根本原因ですが、これでいいのでしょうか?
このような基本的なことができないから建築業界の不信は消えないんです。(だから土建屋台業界はといわれるのです)
たとえば、構造設計書類など、このご時勢で、とくに必要といわれるものではないんでしょうか?
こういう「え?なんで・・」みたいな子供でわかるような疑問が多すぎます。
法的にがちがちにかためると この業界はうまく機能しないといいますが、「安全」は、家購入の一番最低基準です。

>それにしても店長自ら建て売りをバカにするような>いい方は腹が立ちました。私たちにすれば精一杯が>んばって購入した家なのに・・・。ハウスメーカー>選びに失敗しました。

購入者は、プロではないので、深い知識はわかりません。本で知る程度です。(もしくは、プロに簡単に教わる程度、もしくは知り合いから大枠を知る程度)
それでも、家族のために一生懸命検討します。
購入者をなめているのでしょうか?(知識がないのに
わからないだろうと)

残念ですが・・・
名前:ザ・ハウス(2006/6/6)
ケビンさん、こんにちは。

「基本的なことが出来ていない」というお言葉には、ザ・ハウスも同じ業界に身をおくものとして、とても恥ずかしく感じます。

残念ですが、住宅業界には建て主、買い主軽視という悪習が未だ残っているのは事実です。

ここ20年ほどの長期の不況で、多くの業種が意識改革を迫られたのに比較して、住宅業界は3歩ほど遅れているようです。
ひとつの原因として、おっしゃるとおり「知識差」ということがあります。

ただ、送らばせながら、建て主、買い主本位の意識を持った業者の増えていることも確かで、特に強度偽装事件以降は「もう変なことは出来ない」という変化が感じられるようになりました。

これを一時的なもので終わらせないためには、引き続き購入者の方々がこの業界に注意の目を向け続けていただくことが大切だと思います。

アロハロハさんには大変お気の毒ですが、「ハウスメーカー選びに失敗しました」とおっしゃった通り、実はこのような基本的なところに業者選びの本当のツボがあることを、教訓とさせていただければと思います。

教えてください。
名前:まさしさん(2006/6/7)
こんにちは。毎々お世話になっております。

少し疑問が残るので二つだけ質問させて下さい。

>法律で規制していない以上ハウスメーカーが無いと言えばそれ以上追求できない

 とのことですが、私の認識では平成11年および16年の改正により、現在の建築基準法 第12条をはじめ、たとえ建売り物件であっても、施工監理者が設計図や設計図書をもとに正確に施工されているかどうかを各行政機関に報告する義務があると思っていましたが...誤りでしょうか?

もし誤りでなければ、必ず監理報告(施工状況報告書の提出)がなされているはずで、当然そのもとになる設計図書や施工図なども存在すると思います。もし監理報告がなされていなかったり、その対象となる設計図書や施工図などがないようならば、建築基準法に違反している可能性もあるのではないでしょうか?...間違いでしょうか?

このままアロハロハさんのような方々の悩みが放置されてしまうこともまた、建築業界の悪習といえるかもしれません。

”否”は”否”として、我々消費者にとってよりよい産業界となることを祈りつつよろしくお願いします。

聞いたことがあります
名前:ケビンさん(2006/6/8)
まさし 様
ハウス 様

 ご意見拝見させていただきました。
改定のことは聞いたことがります。
私も確認したいのが、一戸建ての2階建ての構造申請はどうなっているのか知りたいですね。
たしか、壁が、一方向に25%あればいいとか・・・・
その程度なのでしょうか?
マンションレベルの構造計算レベルまで義務化させるべきと思います。
(でも、そうなると、住宅コストがたかくなり一戸建て購入が現象しそうですが・・・(次世代エネルギー基準もですが))

ご回答
名前:ザ・ハウス(2006/6/9)
まさしさん、ケビンさん、こんにちは。

まさしさんのご指摘の平成11年と平成16年に改正は「中間検査制度の改正」のことではないでしょうか。

この改正により、中間検査対象となる建築物が拡大され、中間検査が必要な建築物は、指定された工程が終了した段階で検査を受け、検査に合格しないと次の工程に進むことができなくなりました。また、この検査時に施工状況報告書等にて報告が必要とされています。

中間検査が必要とされている建築物や工程は特定行政庁ごとに指定するとされていますので、「構造に関係なく3階建て以上の建物すべて」としている行政や「木造2、3階建て住宅、2、3階建て併用住宅と一定規模以上の特殊建築物」としている行政もあり、様々です。それと同様に、提出書類に関しましても各行政庁により定められているようです。

その書類は、必ずしも図面を要求しているとは限らず、この検査に必要な書類が整っていれば問題はないようです。アロハロハさんの住宅が完了検査を取得されているようであれば、副本には建築基準法で必要な書類はすべて含まれていると思われます。

残念ながら、建築確認申請に添付する図面は最低限定められた図面となり、それ以外の設計図書や施工図に関しては、それぞれの依頼先により、どの程度まで作成するか異なります。これは、建築業界の悪習ともいえますが、多くの消費者の皆様も図面や図面作成に対して、価値を感じてこなかったことも一因ではないでしょうか。

建築家が描く図面は、約50枚程度、多い方では一軒の住宅に対して100枚程度の図面を作成される方もいらっしゃいますが、片や施工図などは全く描かず、約10枚程度の図面で家を建てている建売業者もあります。これは、図面作成費用にコストをかけるより、例えば食器洗い乾燥機などを標準仕様にする方が、より売りやすいという考え方です。

皆様には厳しい目で業者側に緊張感を与えて頂くと同時に、コストだけで判断するのではなく、家づくりの中身を十分に吟味し依頼先を決定していただくことをお願いいたします。

また、ケビンさんさんからのご質問にありました木造の2階建や平屋住宅は、簡易な方法で構造の強度を計算すればよいことになっており、残念ながらマンションなどに要求されている法律上の構造計算は必要とされていません。

計算方法や強度に関しては、それぞれの構造や施工方法によって異なり、今現在ご回答できるだけの根拠や見識が不足しているため、誠に恐縮ですがコメントは差し控えさせていただきます。

なお、最近では木造の2階建や平屋住宅であっても、構造計算をすることを勧められる建築家や工務店も増えてきました。構造計算の費用として、通常の設計料より別途約20万円から30万円の費用がかかりますが、建築基準法が建物の最低の基準を定めた法律であることを前提とするならば、自分たちの財産を守るためにもこの費用のご負担をご検討いただくことも一つの方法かもしれません。

ご回答有難うございます
名前:まさしさん(2006/6/9)
ご回答ありがとうございます。

アロハロハさんがどちらにお住まいか分かりませんが、確かに、
>提出書類に関しましても各行政庁により定められているようです。その書類は、必ずしも図面を要求しているとは限らず...
のようです。

ただ、私の疑問は、アロハロハさんの言われる
>工務店に問い合わせたが無いです。うちの大工は平面図だけで家を建てられる。
とういう点と、

>法律で規制していない以上ハウスメーカーが無いと言えばそれ以上追求できない
という点です。

確かに最近(特に建売など)は、施工図などは全く描かず、約10枚程度の図面で家を建てている建売業者もあると思います。
しかし、私自身もザハウス様が仰るとおり、
>建築確認申請の添付図面だけでは家を建てることはできませんのでその他の図面があると思われます
と同意見です。

少なくとも、行政庁に提出する必要性の有無とは関係なく、建築基準法に基づく中間検査や完了検査に必要な最低限の設計図書は必ず存在するものと思います。

問題は、それが「本当に存在しない」ということなのか、「存在するけれども住まい手には渡せない」ということなのかということです。

もし前者であれば、当然監理報告書自体ウソの報告になり、結果として建築基準法に違反している可能性もあるのではないでしょうか?

また後者であれば、逆に「図面がない」というのがウソということになりますから、ザハウス様の仰るとおり、徹底して
>購入されたハウスメーカーさんに図面を渡せない理由をお問合せいただき、再度お願いされてはいかがでしょうか。
ということになると思います。
さらにもしそこで図面と報告書に虚偽内容が含まれれば、それもまた法律違反になる可能性もあるのではないでしょうか?

小生の認識不足や誤解している点がありましたらお手数でも訂正ください。

皆さんありがとうございます。
名前:アロハロハさん(2006/6/10)
ザ・ハウスさま、ケビンさま、まさしさまヘ
色々とアドバイスいただきありがとうございます。
現在私は関東の小都市に住んでおります。
元々建築関係には知識が無く、家を買う前には多少勉強したつもりでいましたが、今思えば全く不勉強のまま家を買ってしまったと思っております。
買ってから気付く事って沢山ありました。
今回の事で宅建協会や市役所の建築指導課、確認検査をした民間の検査会社に問い合わせましたがハウスメーカーに図面を提出させるまでのいい答えは見つかりませんでした。
私たちが購入した家はとあるハウスメーカーから購入したものですが、実際は工務店に丸投げの様だったことが分かりました。色々問い合わせても結局はハウスメーカーが実際建てていないので分からないみたいでどこの工務店で建てたものかも分かりません。
確認申請書に入っている図面にはある設計事務所の名前がありました。最後はこちらに問い合わせようかと思いましたが、この先何かあったらこのハウスメーカーにお世話にならなければならないので、これ以上もめることがよいかどうか、また、このハウスメーカーの人間とはあまり喋りたくないほど嫌悪感を持ってしまったことなどがあり、今はこちらとしても行動を起こしておりません。
私たち夫婦はもっと図面があると思っております。ただ面倒なのか、もう破棄しているのか、見せるとまずい図面なのか分かりませんがハウスメーカーは「もう図面はない」の一点張りでした。
ここで諦めることは悔しいです。出来れば皆様のような方が身近にいたらどんなに心強いかと思います。

色々と勉強させていただきありがとうございました。
また、親身にご心配いただきとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。

最後のおせっかいです。
名前:まさしさん(2006/6/12)
>ここで諦めることは悔しいです。

私自身も自宅の新築に関して工務店側となかば喧嘩状態になってしまった一人です。

>この先何かあったらこのハウスメーカーにお世話にならなければならないので、これ以上もめることがよいかどうか、また、このハウスメーカーの人間とはあまり喋りたくないほど嫌悪感を持ってしまったことなどがあり...

とてもよく心境はわかります。

最後のおせっかいですが、私ならこうするかも…というのを以下に書きますので、参考までに。
勿論アロハロハさんが実践するかどうかは自由です。

1.特定行政庁(市長または知事)にご自宅の施工状況報告書(建築確認書類とは違います)の閲覧申請をする。(閲覧理由はご自宅の心配な箇所を適当にあげればいいと思います)

2.報告書をコピーし、検査内容を確認する。
(どのような検査がなされているかあるいは計画の変更点など、結構知らなかった内容も含まれると思いますのでなにかしら今後の参考になるかもしれません)

3.上記報告書には検査内容のほか、建築主(建売ではハウスメーカー等)、工事施工者(工務店等)、工事監理者(建築士、建築事務所等)が記入されていますので、このうち、先ずは工事監理者に対して「そちらの建築士の○○さんに施工監理をしてもらった家のものですが、エアコン...の問題で、この部分の壁がどうなってるのか知りたいのですが…ちょっと図面を確認していただけませんか?」

4.このとき少なくとも工事監理者は「図面は存在しません」とは言えないはずです。(建築士法第24条の2 図書の保管義務)(※工事監理者と工事管理者はまったく違います)

ここで図面がもらえれば一件落着です。

5.しかし、ともすると、「施工業者や工務店がもっている」とか「ハウスメーカーが管理している」とか「許可なしには出せない」などと言われるかもしれません。が、少なくとも設計図書などの図面が存在することをハウスメーカー以外の関係者に証言してもらうことが先決です。可能なら録音されるのが好ましいかもしれません。

まるで探偵ごっこのようですが、こういった場合ハウスメーカーが設計、施工、監理一切含めて下請けや孫請けに発注していることも多く、最悪の場合、都合の悪い発言がもみ消されてしまう可能性もあるためです。

そうしたうえでハウスメーカーに再度提出を要求すればよいと思います。

が、やはり将来的なことやメーカーの人間とはあまり喋りたくないほど嫌悪感を持ってしまった…との心情も理解できますので、。。。あとはアロハロハさん次第です。

しかし、途中まではメーカーとは直接話しをしなくてもよいので、気が向いたときにでもやってみてはいかがでしょうか?

まさしさんへ
名前:アロハロハさん(2006/6/13)
詳しいアドバイス本当にありがとうございます。
今すぐとは行きませんが、いずれ近いうちにまさしさんにアドバイスしてもらった方法で問い合わせてみたいと思います。
こんなに親身に相談に乗ってもらってとても嬉しいです。正直くじけそうになってましたが、またがんばってみようと思いました。
上手くいきましたら是非報告させていただきます。
相談に乗っていただいた皆様本当にありがとうございました。
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