契約までメールだけのやりとり

規格住宅について
名前:ケビンさん(2006/2/14)
ハウス 様

 いつも重宝に拝見させていただいております。
現在、ある大手ハウスメーカーの規格住宅を検討しています。
 ただし、徹底したローコスト住宅で建材の選択の余地はありません。
営業とは、契約まであわず、メールなどのやりとりで
進行していきます。
 たとえば、44坪で本体1400万ほどです。
この前見積もりをさせいただいたかぎりでは、TOTAL1800万(概算、外構(標準)ふくむ)でおさまりました。
1955年に創立されたこのメーカーの今回の商品は、品質的に問題ないのでしょうか?
いわゆる木質パネルってやつです。
土地の選択がきついというデメリットがありますが金額的にかなりきになっています。
第三者の1級建築士による検査を行った方がいいのでしょうか?

品質について
名前:ザ・ハウス(2006/2/15)
ケビンさん、こんにちは。

いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。

残念ながら、詳細な施工内容が分からない中で、品質についてご回答させていただくのは難しいのが現状です。また、特定のメーカーさんについて意見を申し上げるのは適当ではないと思いますので、ご容赦ください。

品質を確認する一つの方法としては、規格住宅とはいえ1棟1棟現場で施工しますので、施工中の現場の見学や入居されたお客様のご感想を聞くなどの情報収集も大切です。

また、契約まで営業担当者と会わずに打合せをされているようですが、契約までの打合せは、そのメーカーさんや担当者の信頼性や顧客に対するスタンスなども見えてくる重要な期間です。できるかぎりお会いになって打合せをされることをお勧めいたします。

なお、第三者による検査は、設計施工のメーカーさんに外部のチェック機能がないことを考えますと行う方がより安心ではないかと思います。

品質について
名前:ケビンさん(2006/2/15)
ハウス 様

ご返答ありがとうございます。
HMに確認したところ、
Q値、C値、構造計算などの検査結果に対する施工対応はないとのことです。

ところで一戸建ての構造計算に対する検査義務はないと聞いたことがあります。ほんとうでしょうか?
住宅性能評価において建築士はしないのでしょうか?
検査機関が、HMのグループ会社だと、癒着の問題があり検査の精度が下がる場合もあるのでしょうか?

性悪説にたって、一戸建てを立てる時代は、私たちの時代で終わってほしいです。自分たちの子供には
そういう時代であってほしくないのですね。

構造計算について
名前:ザ・ハウス(2006/2/17)
ケビンさん、こんにちは。

ケビンさんのような[厳しい目」が増えることが、業者側に緊張感を与え、「変な物を売ろうとすると結局は損する」という状況を作り出し、安心の家づくりができる環境に変えていく一番の近道だと思います。

さて、木造2階建てなどの住宅には、建築確認申請時に構造計算書の提出は求められておらず、耐力壁の量と位置などを簡易な計算により確認する仕組みになっています。
簡易な計算の書類については、各都道府県により提出書類に違いがあるようです。

住宅性能評価では、建築確認申請書類で免除される壁量計算書や接合金物の図面、温熱計算書なども必要となります。

これは、建築基準法が守るべき「最低の基準」を示した法律で、住宅性能評価は住宅の「性能を評価」するためと目的に違いがあるからです。
より安心を求めて住宅性能評価制度をご利用いただくのも一つの方法かと思います。

検査機関とメーカーさんの関係については、特に構造強度偽装事件以降、各検査機関はより厳密に審査する体制を整えていることも併せて考えると、検査の精度が下がることは無いと思われますが、ご心配のようなら他の検査機関や行政に建築確認を申請されてはいかがでしょうか。

なお、構造強度偽装事件発覚以降は行政への申請が増えており、確認がおりるまでかなりの期間が掛かっているのが現状のようです。
竣工までのスケジュールなども考慮に入れて、どこに申請するかご検討ください。

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