土地・建物のどちらを現金に

ローンについて
名前:エルさん(2008/07/27)
はじめまして。
いつもメルマガ楽しみにさせていただいています。
よろしくお願いします。

今すぐではないのですが、家づくりを目指しています。
土地からの購入になります。
ハウスメーカー中心に考えてきたのですが、とても好みの建築家さんを見つけました。
こちらで、建築家さんを選ぶにあたってのデメリットを読んで、質問をさせていただきます。

我が家では土地からの購入になりますので、単純に土地の部分を現金で、建物をローンでと考えていました。
しかし、建築家さんですと、ローンの申請がなかなか難しいようですね。
もし、建築家さんにお願いする場合、土地をローンにした方がいいのでしょうか?
(あまり聞いたことのないケースのような気がします)
その場合(土地のみの場合)やはり金利は高くなるものなのでしょうか。

おそらく詳細は銀行との交渉だと思いますが、こういうケースの成り行きをご存知でしたら教えていただいてもよろしいでしょうか。

土地を現金が有利ですが、バランスが大切です
名前:ザ・ハウス(2008/07/28)
エルさん、こんにちは。

お察しのとおりですが、詳細は土地・建物の価値、エルさんのご収入など複数の要因について金融機関と交渉することになります。
金融機関によって各要因の基準は異なりますので一般論としてお答えします。

> もし、建築家さんにお願いする場合、土地をローンにした方がいいのでしょうか?

土地も住宅ローン、建物も住宅ローン、つまり住宅ローンを2本組むケース、或いは土地にだけ住宅ローンを利用して、建物は現金のケースについて。
「建築家さんにお願いする場合」に限らず、ですが、金融機関としてはあまり好ましくないと判断することが多いようです。

住宅ローンは金融機関にとって特別な商品です。他のローン(例えば、自動車のローン)よりも金利は安く設定されていますが、この金利差を利用する、つまり、住宅ローンで借りたお金を事業など別の用途に使われる可能性があります。これは金融機関からすると、すごく迷惑なことです。

「土地を住宅ローンで」の場合、金融機関としては「近い将来、建物を建てること」を約束してくれるから、「土地に対しても特別な金利で貸しましょう」と考えます。建物が建たない(つまり、土地だけを買う)のであれば、住宅ローンは使わせない、使わせたくない、と思っています。

建物がいつまで経っても建たないことを防ぐために、建物の完成時期(いつまでに住み始めるのか)を融資条件に加えられることが多いようです。
建築家にご依頼される場合、計画期間・工事期間が長くなりますので、どちらかと言えば、エルさんにとって有利な方法ではないと思います。

このように考えてくると、土地を現金で購入した方が有利なようですが、建物にも現金がある程度必要です。建築家に支払う設計監理料、工務店に支払う工事費の一部(契約金や着工金など)が必要です。

したがって、「現金をすべて土地の購入にあてるのがベスト」と考えることも誤りで、これらのバランスを考えることが大切です。

いずれにしても、金融機関によって判断基準が異なりますので、具体的な金額やスケジュールも含めて、ご相談することをおすすめします。

ありがとうございました
名前:エルさん(2008/07/29)
大変わかりやすく説明していただいてありがとうございました。
土地のみの住宅ローンが難しいという理由がよくわかりました。
家を建てる際には参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

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