見積もり金額が予算をオーバー

とんでもない見積もり金額!
名前:まりのしっぽさん(2012年5月14日)
はじめまして。

設計事務所とのトラブルについてご教授願いたく思います。

当方、昨年7月ごろより建築家との家づくりを進め、現在業者から見積もりが上がってきた状況です。

当初より、私たちは総予算2300万円以内(設計・施工・諸税、諸費用込)でお願いしていました。つまり施工費に回せるのは1900万円程度となります。

提案された1stプランが気に入り、基本計画も納得がいったため、本契約を結び設計へと進みました。

ところが、

実施設計が終わり、業者(二社入札)に見積もりをとると、A社は3600万円(外構込)、B社は3000万円(外構込)というべらぼうな金額が上がってきてしまいました。

建築家からは「A社は論外だが、見積もりを精査しB社と値段交渉を行ので、適正価格が出たらそこから減額案を考えましょう。」と言われました。

しかし、その後B社からは交渉の余地無しと断られ、別のC社に再度見積もり依頼。今度は最初から交渉しながらだったようですが、結果、上がってきた見積もりは2800万円(外構込)でした。

建築家は「これがこの家の適正価格だと理解してください」と言いますが、到底納得のいく話ではありません。

建築家からは、基本計画中からおりにふれ「予算から一割程度の誤差はでるもの。見積もり調整・減額案はかならず必要になります。」とは聞いていました。が・・・

私たちは、当然、予算に沿って建築計画をたててくれたものと考えており「これでは誤差の範囲とは言えない。予算というものをどう考えているのか?」と指摘したところ、「予算をある程度超えて理想を提案するのもわれわれのシゴトだと思っています」だとか、挙げ句、「これまでは夢の家を追っていたのであり、これから現実にそった家にしていきましょう」などと言い出す始末です。

理想と現実の差を見積もり調整で埋める必要があることぐらいは、理解しているつもりです。しかし、限度があるとも思うのです。

2800万円から予算内の1900万円まで減額したら、提案された家とはまったく別物になってしまうのは明らかでしょう?。

私たちは、提案された計画が気に入ったからこそ契約を結んだわけで、この結果は契約不履行とも言える裏切り行為だと思えます。

さて、こんな現状なのですが・・・・

現段階で、これまで支払った40万(契約時だった思います)を払い戻してもらって、契約を白紙に戻すことは可能でしょうか?

※契約書には施主の都合で契約破棄する場合、かかった費用は施主負担とありますが、到底私たちに原因があるとは思えません。最初から予算を無視して計画を立てたとすれば、悪質ですし、この結果を想定外というなら、コストコントロール能力が皆無。いずれにしても、この事態を招いた原因は建築家にあると思うのですが。

納得出来る家が完成する事が重要です
名前:ザ・ハウス(2012年5月25日)
まりのしっぽさん、こんにちは。

工務店の見積金額と当初のご予算が大幅にかけ離れていらっしゃるとのことで、大変お困りのご状況とお察しいたします。

まりのしっぽさんがおっしゃるように、見積もり金額を調整していくうちに、設計中の打ち合わせとは全く違う家になってしまっては意味がありませんので、予算オーバーするにしても限度というものがあります。

基本設計をやり直す事なく、使う素材や設備などのスペックダウンで調整可能な幅は、約1割から2割程度までといったところでしょう。

建築家に十分な経験が無いと、コストを予測するための判断材料が少なく、コストを見誤ってしまうという事が起こってしまいがちです。

その点では、ご質問のケースでは、ご依頼になられた建築家に一定の責任がある事も否定は出来ません。

ここからは、まりのしっぽさんのお気持ち次第というところではありますが、今回の件でその建築家との信頼関係が修復不可能な状態になってしまっているというご判断であれば、これまでの経緯を改めて建築家と一緒にしっかりと検証した上で、設計料を全額または一部返還してもらって解約する方向で交渉すると言うのも一つの手段と言えます。

もちろん建築家側にも主張はあると思いますので、お互いが納得する形に至るには一筋縄にはいかないかも知れませんが、「設計料の返還と白紙解約」を建築家に求める上では、責任負担について協議するということを避けて通ることは出来ないのではないかと思います。

一般論として申し上げますと、建築家としては純粋に良い物をつくりたいと考えますし、可能な限り施主の要望を叶えて喜んでいただきたいと考えますので、少し予算を超える危険性があっても、まずは要望を取り入れて設計を進め、実際の見積もり金額が見えてきてから調整するという事は実際によく行われている手法でもあります。

いずれにしても、お互いが良い家をつくるために真摯に取り組んできた結果ですので、まずはお互いが納得出来る最善の道を模索する事に注力されてみてはいかがでしょうか。

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