建築家と工務店の関係(2)

工務店を決める時…
名前:MINOさん(2001/2/8)
こんにちは。今、設計士の方に設計をお願いしているものです。

そろそろ見積もりをとろうと言うことで、設計士の方が薦める工務店を紹介されました。いつもお仕事をされているとのことで安心ではあるのですが、一方でせっかく設計士にお願いしたのだから、しっかり管理してもらいたい、つまりいつも設計士がいっしょに仕事をしているところではない会社に依頼したいとも思っています。

こういう風に思うのは、特別なことなのでしょうか?また、もし他の会社に工事をお願いするなら、どのように設計士にこれを伝えれば良いのでしょうか?何か設計士を信用していないように感じられても困るのですが…。

何か良いアドバイスをお願いします。

ご納得されることが肝心です
名前:ザ・ハウス(2001/2/9)
MINOさん、こんにちは。

工務店選び、建築家選びと同じくらい大切で難しいことですよね。

MINOさんのご指摘はグッドポイントです。

建築家がいつもいっしょに仕事をしている工務店を推薦ケースは少なからずあります。
建築家が設計する場合、技術力の低い工務店では対応することが難しい場合があり、その点過去にその建築家と仕事をしたことのある工務店に任せることは安心感があります。
一方で、ご指摘のようになれ合いから監理が甘くなったり、最悪の場合は建築家が工務店からキックバックをもらうケースさえあります。
あくまでも、建築家次第ということもあり、どちらがいいかは一概に言えませんが、いずれにしても主役でありお客様である建て主がご納得されることが重要です。

そのためには、建築家にその工務店を推薦した理由をじっくり聞く一方、他の工務店も候補として相見積もりを依頼し、価格や技術力などを可能な限り比較して、一番納得できる工務店を選ぶことが大切です。

このことは、建築家にそのままおっしゃってかまいません。
良心的で、建て主のこの懸念を理解する建築家は当然快諾するはずです。
逆に、他の工務店との比較検証を面倒がったり、合理的な理由なく自分の推薦する工務店に固執する建築家は、私どもの基準では信頼できるとは言えません。

重ねて申し上げますが、MINOさんがお金を払い、MINOさんがお住まいになる大切な住宅ですので、MINOさんがご納得いくまでお話しを聞いてお決めになることが大切であり、その判断ができるように材料を提供するのが建築家や工務店の役割だとお考えください。

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