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デザインと実用性

デザインと実用性
名前:woodstockさん(2006/7/31)
土地を購入し、今まさに建築家を決めようとしているところです。
住宅情報誌やインターネットを中心に情報収集をしておりますが、
やはり、特に若手の建築家のデザイン的に凝った作品が目に留まります。
窓の数が極端に少ない作品、逆にガラスだけで出来ているような作品、
内外全面コンクリート打ち放しの作品、壁も床も天井も真っ白な作品。
どれもデザイン的には魅力的です。
しかしいつも疑問に思うのが、実用面はどうなのか?です。
デザイン的に凝っていても実用性に問題はないのでしょうか?
設計では問題ないとされていても、実際に住んでみると
汚れが目立つ、使いにくい、暑い、寒い、暗い、etc.
といった問題で苦しむことはないのでしょうか?

オープンハウスで実際に作品を見たところで
1、2時間でその家の実用性を確認することは難しいです。
一番は建築家の手がけたお宅に住んでいる方に
お話をお伺いできれば良いのですが、
なかなかそういう機会も無いのが実情だと思います。

いくらデザインに優れていても
毎日苦痛と我慢を強いられる家に住むのは避けたいです。
こうした問題はどうすれば見極められるのでしょうか?

ご参考まで
名前:ザ・ハウス(2006/8/01)
Woodstockさん、こんにちは。

ご相談に来られたお客様からもWoodstockさんと同じ様なご質問を受ける事があります。
皆さんが考えられる建築家が手掛けた家に対するイメージというのは
少なからず『奇抜な』とか『デザイン優先で暮らしづらい』という感があるようです。

しかし、そのデザインにしたのには何らかの理由がある事も多いように思います。

例えば建築家が手掛けた家を雑誌で見た場合、その家だけがクローズアップされている事が多く、その家の周辺環境までは判りません。
例えば極端に窓が少ない家の場合、その理由は大きな幹線道路に面していて出来る限り音を遮断したかったという可能性も考えられますし、商業地で人通りが多い場所に建築する場合、外に向かって開口部を取ったとしても外からの視線の問題で窓を開けられない事が予想できれば、外側には窓を設けず中庭型のプランニングとし、内側で窓を取っているのかもしれません。

他にも、施主の方が何よりも内外全面コンクリート打ち放しに住むことが夢だったという場合もあるかもしれませんし、ガラスだけで出来ている住宅というのも、暮らしやすさよりもインパクトのある建物に住みたいというのが家づくりの最優先のご希望だったかもしれません。単純な住宅ではなく、自宅兼事務所や何かの教室をしている等というご家族なら、インパクトがあり覚えて貰える外観をつくる事は大切な要望です。

確かに他人から見たら、それは暮らしづらい家に見えても、そうした事には敷地条件などの理由があったり、また施主の方ご自身のご要望によって、そのデザインになっている場合も多いようです。
但し、確かに建築家の方によっては、あまり大きな理由なく、またご要望という事でもなく、暮らしやすさよりデザイン最優先になっているという場合もあります。

Woodstockさんに気になる建築家がおられた場合は、その建築家にアプローチを取ってお話しを聞かれてはいかがでしょうか。その建築家がどんな考え方を持っているのか、また、今まで手掛けた建物について、どんな諸条件で希望があったから、そのような設計になったのか、理由があってした事なのかお話しを聞いてみる事をお勧めします。

もちろん弊社でも、建築家それぞれの特性を把握した建築家選びのお手伝いをしております。建築家選びを悩まれておられれば、是非一度ご相談下さい。

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