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建築家・小長谷さんの住まい

考え抜かれた照明と景色

続いて、階段を降りて1Fに移動。LDKのプライベート空間が広がっています。

奥様が照明デザイナーのため、照明もデザインされています。3.4mの天井からさがる照明がとても部屋の雰囲気をあたたかなものにしていました。

キッチンからは抜け感ある景色が一望できます。お庭を見ながら料理をしたいという要望を叶えたキッチンとのこと。ここでなら美味しい料理が作れること間違いなしですね。

キッチンにはアフリカのブビンガという木を使って制作されていました。

小長谷さん「コンクリートが荒々しい感じでなので素材も個性的なものを使っています。」

室内にはハンモックも!コンクリートの穴をそのまま残してもらい、そこに金具を付けて設置していました。

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LDKを抜けるとコンクリート造のバスルームが。

小長谷さん「コンクリートの壁には撥水剤を塗ってカビ無い様にしています。」

床は昔の植物の化石の入った石を使用されていました。色の濃淡がとても美しい石です。

動く階段

LDKから半階段を上がると子供部屋がありました。

小長谷さん「実はこの階段には細工がありまして・・・」小長谷さんが階段脇のレバーをぐるぐる回すと、どんどんと階段が移動していきます!まるで忍者屋敷の様です。

小長谷さん「上の階と半地下を同じ高さにしているので、階段を回すと、上がる階段だったものが下がる階段になり半地下に繋がります。」半地下は納戸になっていました。とてもワクワクするお部屋でした。

人・モノとの繋がりを大切にした家

コラムの中ではお伝えしきれませんでしたが、小長谷さんのご自宅には、以前の家主から譲り受けた絵が飾られていたり、蚤の市で出会った照明をうまくいかしていたりと、家づくりの中で出会った人・もの・アイデア、そして日々生活の中で出会った美しいもの、心がときめくものが数多く散りばめられていました。

家づくりというのは、作り始めてからがスタートではなく、それよりもっと前から始まっているものだなぁと感じました。

現在インスタライブ動画をInstagramのIGTVにて公開しています。ご興味持ってくださった方は実際のご自宅を覗いてみてください。

ザ・ハウス Instagram →

また、「建築家コラム」では小長谷さんのコラムを掲載中です。是非こちらもご覧ください。

「建築家コラム」自邸で新たに気づいたこと→