基礎・構造のメンテナンス

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基礎・構造部分については、まめに点検をし、異常をなるべく早く見つけることが大切です。簡単な補修で間に合う段階であれば、建物への影響も大きくはありません。

◆基礎

コンクリート打放し部分または塗装の部分にひび割れがないか点検しましょう。モルタルが塗られている場合は、床下点検口から覗き、基礎コンクリートの裏側を見てひび割れの確認をしましょう。

もし、大きな亀裂が入っていたら、すぐに施工した会社に連絡をしてください。基礎の痛みは放っておくと家全体の痛みにつながることがあります。白アリが発生していないかも点検しましょう。基礎コンクリートの表面に、土で造られたトンネル状の通路が白アリの通る蟻道です。発見したらすぐに駆除しましょう。

また、防蟻のために、床下を乾燥させ、エサとなるようなものは片付けておきましょう。基礎には換気口があります。床下の通風を確保するための大事な場所ですから、通風の妨げになるような物を置いてふさいだりしないでください。

また、住宅に接近して将来大木になるような植物を植えると、成長に伴って根が大きく張り、基礎を持ち上げたり破壊させたりしますので、十分に距離をおいてください。

◆土台

床下点検口から覗き、木材にカビが発生していたり、腐っていないかを点検しましょう。床下の湿気を感じたり、水が溜まっていたりしたら、すぐに換気をしてください。

◆柱

柱にひびが入っても心配することはありません。新築して1年くらいは木材が乾燥してひびが入ることがありますが、構造の強度にはあまり影響はありません。

ふすまや障子を閉めたときに、柱と建具の間に平行でない隙間ができたり、開け閉めの時に抵抗を感じるようになったら建物の傾きが原因かもしれません。信頼のおける専門家に相談してみましょう。

(干場)
まじめな家づくりセミナー