団体信用生命保険

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「長い住宅ローンを組んで、途中で自分に何かあったら・・・」住宅ローンを利用して家づくりを行う場合、誰もが一度は思う心配事ではないでしょうか。

住宅ローンは長期にわたっての返済になるのが通常です。返済期間の間に万が一のことがないわけではありません。

団体信用生命保険(通称「団信」)は住宅ローンの返済途中で死亡、高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払う保険です。

◆民間金融機関は、ほぼ団信加入が条件

民間金融機関の多くは、この団信の加入を住宅ローン借入れの条件としています。通常は金利の中に保険料が含まれているため、改めて支払う必要はありません。
また、加入時年齢による保険料の違いなどもありません。
加入対象年齢内で健康状態を告知することで加入できますが、健康状態によっては加入できないこともあります。

一部の民間金融機関と住宅金融支援機構の「フラット35」では、団体信用生命保険への加入が任意となっています。そのため、団信に加入していなくても融資を受けることは可能です。

ただし、途中で脱退(解約)することができますが、一度脱退(解約)した場合は、再度加入することや、返済途中に加入することはできませんので注意が必要です。

「フラット35」を利用する場合の団信の保険料(特約料という)は、ローンの返済とは別に毎年1回支払うことになります。

その特約料は、借入残高等と特約料率により算出されます。特約料率に変更がなければ、2年目以降は借入残高の減少に伴い、徐々に減っていきます。

上記に記載のとおり、民間金融機関では金利の中に含まれているため、改めて保険料を支払う必要はありません。この点が民間金融機関と異なる点です。

◆他の保険との比較

団信との比較によくあがってくる保険が「収入保障保険」です。

各保険会社から様々な名前の商品が出ており、団信と同じく、被保険者に万一のことがあった時に保険料が支払われるのが特徴です。

設計内容によって団信とほぼ同じような保険として加入することができますが、団信が「残債と特約料率」で保険料を判断しているのに対して、収入保障保険は普通の生命保険と同様に被保険者をもとに判断されますので、年齢が若い人は安く済む場合もあります。

住宅ローンを検討する際には、各社より詳しく話を聞き、ご自身に合う選択をしてください。

(竹崎)
まじめな家づくりセミナー