注文住宅、まずは何から?

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家づくりは一大プロジェクトです。

どんな分野のプロジェクトも同じことですが、結果の成否を決める最も重要な要素は「構想」と「キャスト」です。この2点がうまくいけば、家づくりはすでに70%成功したと言えます。

最初に何から始めたらいいのだろうとお悩みの方は、まず新居の「構想」を考えてみることから始めてみましょう。

◆家づくりの「構想」を考える

家づくりの場合の構想とは、どんな家にしたいのか、何が必要なのか、などの新居のコンセプトです。映画やテレビドラマに例えると、脚本にあたる部分です。

新居のコンセプトは、どんな住まい方をしたいのか、ということを元に決まります。そして、さらにその大元となるのは住む方一人ひとりのライフスタイルです。

新居のコンセプトを考える時、多くの方が「奇をてらわない一般的な家」と考えるのではないでしょうか。しかし、何をもって「一般的」と考えるのか、また、何を重視して家づくりを進めるのかは、そのご家族の考え方やライフスタイルによって様々です。

また、現在、同じ家に住んでいる家族のライフスタイルは似ていると考えがちですが、ライフスタイルは人の数だけあり、ご家族それぞれによって現在の住居に対する不満もまちまちです。

ご家族で新居に対する夢や現在の住居に対する不満などをじっくりと話合い、家づくりに取り入れるべき点とそうでない点、取り入れるべき点の優先順位などをよく整理しておくことが大切です。

事前に構想がハッキリしていればハッキリしているほど、その後の計画はスムースに運び、ムダな費用や時間も節約することができます。

例えば、予算がオーバーしそうな時も、要望の優先順位がハッキリしていれば、何を削ればいいかを簡単に判断することができます。

参考:家づくりフローガイド/「step1 準備」

◆家づくりに関わる「キャスト」を考える

構想を立てることができたら、次にその構想を叶えるための「キャスト」を考えてみましょう。キャストとは、家づくりに携わる人たち、つまり家づくりの依頼先のことです。

映画やテレビドラマに例えると、どの役にどんな俳優を採用するのかを考えるのに似ています。誰が主役を演じるかによっては、同じ脚本でも違う印象のドラマになってしまいます。

同じように、構想にあったキャストを選ぶことが家づくりの成否を分けます。そのためには各依頼先(キャスト)の特徴を十分に理解することが重要です。

それぞれの家族に様々なライフスタイルがあるように、家づくりの依頼先にも様々な特徴があります。構想にあわないキャストを選んでしまうと、思い描いた構想とまったく違う方向に計画が進んでしまうことになりかねません。

例えば、費用が余計にかかってコストパフォーマンスが悪くなってしまったり、考え方の違いによって意思の疎通がままならず、不満だけが残る結果に陥ってしまいます。

依頼先にはハウスメーカー、工務店、設計事務所と様々な種類がありますが、それぞれのメリット・デメリットを把握し、さらに各社の特徴や担当者の人柄などを観察して、ご自身やご家族にピッタリあった依頼先を探すことが必要です。

また、短くない期間を同じ目標に向かって過ごすわけですから、その間に良好な信頼関係を維持できる相手かどうかは何より重要です。

信頼関係を築けなければ、小さな行き違いでもお互いに疑心暗鬼の悪循環に迷い込み、最後は計画が崩壊することさえあります。一方、良好な信頼関係があれば、多少のトラブルでも力を合わせて簡単に乗り越えられますし、それによってますます信頼関係が深まり、より満足のいく家づくりへと近づくことができます。

参考:家づくりフローガイド/「step3 依頼先選び」

「家づくりフローガイド」では、実際の流れに沿って、家づくりのプロセスを解説しています。ぜひ、こちらもご参考にご覧ください。

(矢野)

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