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請負契約/工務店

契約のタイミング

工務店の請負契約のタイミングは各社によって異なりますが、大きくは次の2種類に分かれます。

【詳細・仕様打合せの前に契約する】

工務店の提案する標準仕様をもとにプランの打合せを行い、請負契約を結んだ後に詳細・仕様打合せを行うケースです。

この場合には、まずは依頼する工務店を決めるという意味合いが強く、契約後に詳細・仕様打合せを行いますので、請負契約の金額よりも価格が膨らんでしまうこともあります。契約書に添付される図面の内容、仕様書、見積書を確認し、現時点で何が含まれていて、何が含まれていないかを確認しておくことが重要です。

【詳細・仕様打合せの後に契約する】

設計や詳細・仕様打合せを行い、最終的な建築費を合意した後に請負契約を結ぶケースです。

すでに十分な打合せを行った後に契約をするため、契約後に大きく価格が変動することはありません。ただし、最初のプラン提案の時点では、完全に設備や仕様の要望まで把握するのが難しいため、最初のプラン提案時に比べると、価格が高くなったイメージを抱いてしまうのは否めません。

契約書のポイント

請負契約時には、「工事請負契約書」、「契約約款」、「工事費内訳明細書」、「仕様書・仕上表」、「設計図書」などが用意されます。

【工期】

着工日、竣工日、引渡日の具体的な日付が明記されます。

【支払い時期】

着手金、中間金の支払いの時期や金額を確認します。

【請負金額と契約内容】

請負金額や「工事内訳明細書」、「仕様書・仕上表」、「設計図書」等の添付書類が打合せ内容と相違がないかを確認します。

【契約約款】

瑕疵担保責任や工事遅延の対処法、違約金について、不可抗力の災害に対することなど、トラブルが起きた際の対応が明記してあるか確認します。

【アフターメンテナンス】

法律で義務化された瑕疵担保責任の他に、引渡し後の定期点検などを行うアフターメンテナンスの内容を確認します。

参考→ハウスメーカーで建てる場合
参考→設計事務所で建てる場合