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ALCの断熱性能

屋根下の断熱材としてのALCの効果
名前:すぎもとさん(2003/2/23)
敷地面積23坪に3階建て鉄骨住宅を計画しております。3階部分は勉強部屋、寝室ですが、屋根から近いこともあり、夏の暑さ対策として(断熱材として)屋根の下に50cmのALCを入れようと思いますが、効果の程はいかがでしょうか? ALCを追加すると40万円ほどのコストアップになりその価値はあるでしょうか、お伺い申し上げます。
前に住んでいた家
名前:ともさん(2003/2/25)
前に住んでいた家は、やっぱり同じように3階が屋根の下でした。夏はとても暑く、暑いというより電熱ストーブの下にいるようで、リビングだったのですが、とてもいられる状況ではなかったです。すぎもとさんの場合はすでにどのくらいの断熱をしているのかわかりませんが、何がしかの断熱対策はしたほうがいいと思います。ALCというのは知りませんが、もしうちと同じ状況になったら、夏に昼寝をするというのはまず不可能だと思いますよ。
Re:屋根下の断熱材としてのALCの効果
名前:夢さん(2003/2/27)
屋根の下に50cmのALCを入れようと考えているようですが,そんなに厚いALC材を特注するのでしょうか?
私の知っている限り規格品で見たことがないものですから。
もし50cmのALCを使うのでしたら,いくらALCといえども結構な重量になると思います。
住宅用の鉄骨造とのことですが,鉄骨部材もかなり大きなものになるのではないかと思います。
それほどに厚くして,ALCの断熱効果をあげるのでしたらば,ALCの厚さを50mm?100mmの室内面に,ウレタン等の断熱材を厚さ25mm程度吹き付けるか,SF板の様な断熱材厚さ25mm以上を貼り付けるほうが,断熱効果はあがると思います。
コスト面での比較は,全体で見ないとなんともいえないかと思われます。
ALC50cmは50mmの間違いです。
名前:杉本さん(2003/3/1)
コメント有難うございました。ただ、ALCの厚みは50cm
では無く50mmの間違いでした。
50mmの厚みの断熱材を屋根下に入れることの効果を再度、教えてください。
50mmの厚みの断熱材を屋根下に入れることの効果
名前:夢さん(2003/3/8)
遅れまして申し訳ありません。
ALC(オートクレープ養生軽量気泡コンクリート)と一般的な断熱材について,簡単にまとめてみました。
参考になればと願っております。
ただ,大まかにまとめておりますので,ケースによってはそぐはない場合もありますのでご了承お願いいたします。
ALC(商品名;へーベルライト,シポレックス等)の特性として耐火性,断熱性,軽量性,遮音性が優れておりますが,今回のケース(ALC厚さ50mmのみによる断熱効果)の場合,期待できるほどの断熱効果はあがらないと思われます。
断熱材ですが,大別すると鉱物繊維系(グラスウールなど),合成樹脂系(ウレタンホームなど),発泡グラス系(押し出し発泡ポリスチレン板,スタイロフォームなど),木質系(インシュレーションボードなど),異種材料複合品(木質系インシュレーションボード,繊維板+断熱材,木毛セメント板+断熱材,木片セメント板+断熱材など),現場発泡型断熱材(現場発泡ウレタンなど)があります。
今回のような『屋根裏空間の部屋確保のためによる,快適空間向上のための断熱効果を確保する』には,異種材料複合品あるいは現場発泡型断熱材,合成樹脂系,発泡グラス系が適しておるかと思われます。コスト的にも当初のコストと大差はそうないと思われます。
ただ,注意しなければないことは,小屋裏(屋根下)部分と部屋内部の換気方法です。おろそかにすると結露等を誘引する危険性を含んでいます。結露と申しましても冬などに起こるほかに夏型の結露についても要注意となる可能性があります。
最後に,建築材料の熱定数のうち,熱伝導率を書いておきます。あくまで参考値として捉えてください。条件等によって数値が異なってきますので。
単位はすべて,w/m・kです。
ALC(JISA5416)0.17。かわら1.0。木材0.14?0.21。合板0.18。
グラスウール系0.04?0.56。押し出し発泡ポリスチレン系0.037?0.048。
ウレタンホーム0.025?0.05。吹付けウレタン0.027?0.029です。
参考になりましたでしょうか。
希望にかなったよい家づくりができることを祈っております。
塗料って手も
名前:やまのりさん(2003/3/9)
素人知識ですが、屋根に断熱性のある塗料を塗るってのはいかがですか。夏には効果があるかもしれません。
夢様ご回答ありがとうございました
名前:すぎもとさん(2003/3/19)
丁寧なご説明ありがとうございました。
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