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とりあえず契約

工事請負契約
名前:トシさん(2006/11/4)
某HMで契約寸前です。一応第ゼロ次プランに対して見積もりが出ているのですが、その5%を契約金として入れ、契約書にサインすることで、工事請負契約が成立するそうです。契約時にどの程度の説明があるのかわかりませんが、保証がどうなっているのかとか、全体像が見えず少々不安です。全体像が見えないので、何を質問したらよいかもわかりませんが、建築の契約はこんなもんなんでしょうか?
十分な説明をうけ、納得後に契約をしてください
名前:ザ・ハウス(2006/11/9)
トシさん、こんにちは。

新築の契約に限定されませんが、保証などの説明が不十分だったとしても契約に合意(契約書へのサイン、または口頭での承諾)すれば契約は成立する、というのが一般的です。
しかし、説明が不十分、それによって契約内容を理解していなかったことを理由に契約無効を訴えることは可能です。ただし、具体的にどのような説明があったか、契約までにどのような経過があったか、などを説明して相手方に非があることを認めさせなければならず、それはたいへんな技術と時間、心痛を要することです。

さて、建築の契約についてですが、トシさんのような疑問を持たれた方は少なくないはずです。いくつかの理由を考えてみましたのでよろしければ参考にしてください。

1.すべてを説明しきれないので一部しか説明しない
例えば、外壁にはこのメーカーのこの色、厚みはこれで、その下地には…、という細かい部分まで書面にし説明をすることは不可能ではありませんが、数千・数万の項目になり説明する側もされる側も嫌気がさしてしまいます。また、作り手からすると、時間をかけて説明書を作ったにも関わらず建主が説明を聞いてくれない、或いはあっさりと断られてしまった、となってしまうと後ろ向きの気持ちになってしまうと思います。
そこで一部だけを説明するということになってしまい、その度合いが間違ってくる、或いは建主と価値観が異なってくると重要なことも説明されなくなっているのではないでしょうか。
請負契約という契約の形ではある程度の曖昧さが残らざるをえませんが、不利なことは説明しない、建主の質問に答えない、という作り手の態度には誠に残念です。

2.営業担当個人の判断として
建築に限らず営業・販売の経験のある方などはこちらの説明のほうが分かりやすいと思います。
営業担当はもちろん「契約が欲しい」と思っていますので、「とりあえず契約を」と気持ちが先行してしまい、十分な説明、必要な手順を省いてしまうこともあります。

他にも不十分な説明になってしまう理由はいくつかあろうかと思いますが、これは作り手の言い分です。トシさんとしてはご自身が納得するまで説明を求め、それまでは契約をしない方がいいと思います。

契約の全体像が見えない、というお言葉がありましたが、これはトシさんに作っていただく方がいいようです。ご相談されているハウスメーカーに全体像が分かるように説明をしてもらうことはできますが、その場合、悪意はなかったとしてもハウスメーカーに有利な内容となりがちです。契約のチェックポイントをまとめた書籍やホームページなどがございますのでそちらを参考にしてください。

ありがとうございました
名前:トシさん(2006/11/9)
実態が良くわかりました。不安解消と今後の進め方について、大いに参考になりました。ありがとうございました。
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