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どの依頼先がいいのか?

家の本
名前:ケビンさん(2006/6/2)
ハウス様

毎度拝見及び重宝させております。
最近、家を購入しようと本屋にいき、家に関する本を読みあさっております。
 頭でっかちにならないよう検挙に読んでおりましたが途中悲しくなりました。本にもよりますが
ハウスメーカー中心に関する本は、ハウスメーカー以外を、建築士がかいている本は、建築士以外を、工務店がかいている本は、工務店以外を謙虚さを残しつつ中傷しているところが見受けられます。
 これが、建築業界(土建業界)の実態なのでしょうか?(いわゆる土建屋の世界)もちろんこれが全部とはいいませんが、正直、他業種ではあまりみられない幼稚な話とおもいます(建築業界システムの問題はむかしから、??とよくいわれますが)。最終的には、自分自身の問題なのでしょうが、これにも限界があります(プロではないので・・・)。
 ・次世代エネルギー基準が義務化になれば、家の値
  段がはねあがり、倒産が多くなる。
  (建材メーカーの企業努力次第でしょうが・・・)
 ・チラシでよくでている建売の図面(1F,2F)の間
  取り図をみると、耐力壁の配置の仕方がおかしい
  (1Fでささえられない図、25%をみたしていない
  など)のに建築確認がおりている。
など、本の中身をみると、中傷はしているものの、説得力がある文章が多いですね。
既得利権な話まであり(これは、どの業界もあるとおもいますが・・・)・・・

 父親が、昔は親戚の工務店におねがいするのが一番いいといっていました。
現在は、厳しいですが、おおもとは、信頼関係を明確にできる業者を選択することですよね。本物にお願いしたいものです。

ご要望の整理が大切です
名前:ザ・ハウス(2006/6/2)
ケビンさん、こんにちは。

おっしゃるとおり、住宅業界の場合、他分野を否定しあい、そして同分野の中では他社を批判する、というのはよくあることです。

そして、一つ一つの意見を聞いてみると確かにそれなりの説得力がありますので、聞けば聞くほどわからなくなるというのはよく理解できます。

住宅には、2つの本質的な大前提があります。

(1)いまだ、誰にとってもこれがベストだという住宅は発明されていない。
(2)すべての住宅にはメリットとデメリットがある。

ということです。

例えば、設計の自由度や個性と、コストや計画期間の長さはトレードオフの関係になりますので、そのメリット・デメリットがそのままハウスメーカーの家と建築家の家の正反対の特徴になって現れます。

つまり、どんな建て方や会社にもいい面・悪い面の両面があるのです。

しかし、それぞれの業者はついつい自分のメリットと他者のデメリットを強調してしまい、逆に自分のデメリットと他者のメリットを隠してしまうために、一つ一つは間違っていなくても、全体として何が優れているのか分からなくなってしまうということになります。

大切なことは、建て主とご家族がご自分達にとって何が大切かということを再確認し、その順番付けをしっかりと行うことです。

コストの安さなのか、デザインの良さなのか、計画期間の短さなのか、大きな吹き抜けなのか、長期の保証なのか、メンテナンスの簡単さなのか、などなど・・・

そして、いろいろな建て方や会社のメリット・デメリットを整理した上で、ご自分達にとっての大切なことを照らし合わせてみれば、何がご自分にとってのベストな建て方なのかが見えてきます。

例えば、整形地に家を建てようとする場合で、特に大きなご要望がなく、またハウスメーカーの家のデザインをお気に召した方が、建築家で家を建てることには、まったく意味がありません。
ただただ、無駄に高いコストを払うだけになります。

家づくりに際して、最初から最後まで最も大切なことは、ご自身やご家族のご要望をきちんと整理できるか否かということです。
ここが中途半端になってしまうと、依頼先選びだけではなく、そのあとの間取りや仕様を決める際にもなかなか決めきれず、帯に短し・・・の家になったり、予算や計画期間がオーバーしてしまったり、時にはそれ自体がトラブルの原因になることもあります。

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