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コミュニケーションがとれない(2)

建築家との付き合い方
名前:のむさん(2004/4/12)
現在、建築家に鉄筋コンクリート住宅をお願いして工事進行中ですが、建築家とどう接すればいいのか悩んでいます。

私は自分の建物ですから、意匠にもコストにもけっこうこだわりを持っています。
それでも今までは建築家とうまく付き合えていると思っていました。
しかし事の発端は建築家が分離発注で頼んだ水道業者があまりに割高(ある工事が170万)だったので私が別の業者(電話で問い合わせたら100万程度という返事)も検討したらどうかと提案した事から始まりました。
役所への調査等、作業の一部を既に始めていたために今さら変えるのは難しいという理由もあったようですが、それは私に伝えず、自分の選んだ業者は全てキャンセルするから後は好きにやってくれと言わんばかりのメールが届きました。
後で詳しく理由を聞くと、以前とても細かい事まで指図する施主がいて、職人の士気も下がり現場が滅茶苦茶になったことがあったそうで、それを繰り返したくなかったとの事でした。
しかし私はそこまで細かい事を言うつもりもなく、10万円単位の大きな問題だと思ったので提案したつもりです。
しかしその建築家の建物自体は非常に魅力的でしたし、今工事が滞っては困るので、私は自分の非を謝り作業を続けてもらえることになりました。

しかしその後の様子が何となくおかしいのです。
私としては実際に鉄筋を組んだりコンクリートを打つ前に最終確認のために打合せを行いたいと思い建築家にメールしているのですが、忙しいためか返事がありません。
そうこうしているうちに1階車庫のコンクリートを打つ直前に、お願いしていた水道蛇口がないことに気づき水道業者に急遽配管をお願いしました。
しかし慌てていたため、結局その排水は忘れました。
また1階玄関付近にも大きな開口があるので現場監督経由で建築家に尋ねたら構造屋の書き間違いだったとの事ですが、私が気づかねば誰も気づかず壁に大きな開口ができているところでした。

このように作業前に確認する必要があるのは明らかなのですが、建築家に強く言うとまた前のようになりそうで怖いです。
私は施主と建築家は対等なビジネスパートナーであり、お互いに問題点は言い合うべきだと思っているのですが、これは単なる理想ですか?
巷では施主は建築家に家を建てていただいているかのような態度でいなければならないとよく耳にしますが本当ですか?
私もこの建築家に見放されたら理想の家が建たなくなるのでついつい下手に出てしまいますが、あるべき姿ではないような気がします。
私だけが建築家にとって付き合いにくい嫌な施主なのかと不安になることもしばしばです。

建築家との付き合い方、要望の出し方、距離の取り方などについて経験豊富な皆様のご意見を伺いたいと思います。
よろしくお願い致します。

まずは信頼の回復を
名前:ザ・ハウス(2004/4/17)
のむさん、こんにちは。

分離発注で行う場合は、競争見積もりでコストを抑えるだけでなく、業者さん同士のバランスや、直接取引きをする上での保証の問題など、注意しなければならない事がたくさんあります。

建て主様は、そうしたリスクについては十分に理解しておくべきですし、建築家には、その事も含めてきちんと説明を求めるべきです。

それらの事を踏まえて、あえて高い業者さんを選んだのであれば、後々の事を考えると賢明な選択だったといえるのではないでしょうか。

建築家との付き合い方に関しては、お互いが、良きパートナーとして、50:50の関係で信頼しあえる事がベストの状態だといえます。

『施主は建築家に家を建てていただいているかのような態度でいなければならない』というような事は決してありませんし、もしそのようにお感じになっているのであれば、のむさんが少しおかしいと思ってらっしゃるのも無理はありません。

建築家によって、建て主様と一緒に進めていくタイプ、ある程度任せてもらって進めていくタイプなど、仕事の進め方のスタンスや建て主様との距離のとり方は様々です。
ご依頼の建築家がどのようなタイプなのかも十分に考慮し、今ご不安に思われていることに対しては、きちんとご説明を受けられてはいかがでしょうか。

また、のむさんご自身も小さな事を仰るつもりなどなく、その方の作風を大変気に入っておられる訳ですから、そのことを率直に建築家にお伝えし、少しずつ誤解を解いていかれてはいかがでしょうか。

おそらく、建築家も不安に思っていることはあると思います。
『いい家を造りたい』という想いは共通のはずですから、なるべく早急に話し合いの場を設け、お互いが信頼関係の回復に勤めることが大切だと思います。

コミュニケーション
名前:のむさん(2004/4/22)
お返事ありがとうございます。
元々この建築家は私の言うことにかなり耳を傾けてくれていたので、臆することなく今まで以上に豊富にコミュニケーションを取っていこうと思います。
さらに私が主張するばかりでなく建築家の考え方を聞くことも重要であるとわかりました。
今週末に打ち合わせの時間をいただけることになりましたので、より良い関係作りに再スタートしたいと思います。
アドバイスありがとうございました。
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