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天空率の効果

  • 名前:本平幸男
  • 日時:2018年1月21日
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私は、一級建築士事務所を始めようとしている者です。天空率のソフトを買う前に、天空率の効果を確認しようと思って、エクセルで、計算してシミュレーションしているのですが、高さ制限で制限される容積率を上回ることが、なかなかできません。どういうケース(間口と奥行の関係や搭状比など)であれば、容積率を増やすことができますか。
 
本平幸男

斜線制限に関する緩和規定です。

  • 日時:2018年1月23日
  • 名前:ザ・ハウス
  • 返信

本平幸男さん、こんにちは。

天空率制度は、平成15年1月1日より施行された改正建築基準法で、高さの制限を定める第56条に追加された緩和規定です。

高さの制限に対する緩和規定のため、天空率によって容積率が緩和されるわけではありませんが、斜線制限などの高さの制限によって容積率を十分に消化できなかった敷地では、その有効利用も可能となっているようです。

同一敷地において容積率をより消化するには、一般的には間口の狭い建物の方が計算上は有利となるようです。敷地条件によっても異なりますので、どのような場合に容積率をより消化できるかは、個別に計算が必要です。

天空率の計算は、一般に公開されている無料のソフトもございますので、まずはそれらで確認してみてはいかがでしょうか。

ちなみに従来の斜線制限では不自然な斜めの部分がある建物も見受けられましたが、天空率制度は容積率の消化だけでなく、居住性やデザイン性を高めるためにも有効とされているようです。

なお、天空率に関しては、各々の行政単位で取扱い方が異なる場合がありますので、実際の計画の際は行政や検査機関などに事前の相談が必要です。