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借地の上の建物は登記されているか

  • 名前:オクナカ
  • 日時:2018年1月9日
  • 返信

契約書も何もありません
先祖の子供で当土地に間借りしています
現在で65年ぐらいになると思います
建物も登記されているか分りません
39坪くらいの土地ですが、家賃は、年間8万円しかくれません
坪単価65万位だと思います
この土地を返してもらいたいです
相続で名義も変わっています

取り決めや実状によって、考え方が大きく異なります

  • 日時:2018年1月13日
  • 名前:ザ・ハウス
  • 返信

オクナカさん、こんにちは。

個別の詳しいご状況が分かりかねますので、以下は一般論としてご参考にしていただければと思います。

「土地を返してもらう」にあたっては、どのような取り決めで土地を貸しているのか、実状としてどのような状態で土地を貸しているのかによって、大きく考え方が違ってくるのではないかと思います。
例えば、オクナカさんのご状況が、借地法に基づく借地契約とみなされるのか、それともよく親子間であるような無償での使用貸借とみなされるのかによって、今後の対応に違いが出てくるのではないでしょうか。

もし借地法に基づく借地契約とみなされたとすると、借地人に対して契約の更新時に遅滞なく異議を申し述べないと、前契約と同一の条件で設定されたものとされますので、次回の更新がいつになるのかがポイントになるかと思います。
口約束で契約をした場合など契約日が特定できない場合は、存続期間の起算点は建物の保存登記日となるという判例がありますので、建物の保存登記日を起算日とし、この起算日をもとに次の更新がいつになるかを確認する必要があるのではないかと思います。なお、建物の登記は、ご自身でもその土地を管轄している法務局で確認することができます。
ただし、借地契約を更新しない場合、地主には正当な理由が必要となります。その判断は、地主が土地を返して欲しい理由、切実さと、借地人がその土地を必要とする理由、切実さが比較されます。その際、立ち退き料の提示などがあればこれらも加味して判断されます。

上記とは異なり、もし親子間でよくあるような無償での使用貸借とみなされたとすると、これは借地法ではなく、民法が適用されます。契約期間を定めていなければ、原則として地主はいつでも借地人に対して契約を解除し、土地を返してもらうよう要求することができます。
今回は年間8万円の賃料が発生しているようですが、これがどの様な性質のものとみなされるかどうかによって、使用貸借なのか、借地法に基づく借地契約なのかの判断が分かれるかも知れません。

なお、借地人との関係はデリケートな問題でもあり、一般論では片付けられない個々のご事情もお有りになると思いますので、必ず弁護士などの専門家にご確認ください。